VFT(LG)無菌播種

VFTの無菌播種に失敗したのが悔しかったんです。←昨日も書いた
そこで無菌播種が駄目なら、組織培養をやっちまえば良いじゃないか、と無謀にも組織培養に挑戦したのが昨日の記事。更に、どーせ組織培養なんて成功しないんだし、やっぱり基本は大事よね、ってことでオークションでVFTの種子を落札したのでした。だってお手ごろ価格だったんですもの。ちなみに落札したのはLowGiant*1という園芸品種から採れた種子20粒でした。

播種日は2010/08/14。1/2ハイポネックス培地(ハイポネックス1.5g/培地1L)、糖20g/培地1L、pH5.70。

  1. キレイキレイ水*2で種子が沈むまでひたすら手動シェイク(多分30分くらいフリフリした)
  2. 水道水で10回以上すすぎ
  3. エタノールで1分殺菌
  4. ピューラックス10倍希釈液(0.5%くらい?)で8分殺菌
  5. 滅菌水で3回洗浄
  6. 播種

残念ながら1粒はシイナだったので、残りの19粒を1〜4粒/瓶と適当に蒔き別け(リスク分散)。
前回、散々苦労してますからね。今回も2日後くらいにはカビとの戦いが始まるだろうと覚悟してたんですがね。ね、ね、ね?
今日の時点(3日経過)でコンタミしたのは1瓶だけ。残り7瓶は何故かコンタミしてません。前回の苦労は何だったんだと思うくらい順調すぎて、ちょっぴり怖いです。夢じゃないよね??

  • 1度コンタミした種子は再度殺菌してもコンタミしやすくなっちゃうのかも(1発勝負?)
  • 採種後、1度乾燥させるのが良いのかも(手元に種子が届いた時は乾燥した状態だった)
  • キレイキレイ水の威力が凄いのかも(我が家では次回以降も採用決定デス)

*1:オーストラリアのTRIFFID PARKが出所かも?捕虫葉が大きくなるロゼットタイプのVFTみたいです

*2:泡立たない程度にキレイキレイを溶かした水