VFT無菌播種 その6

昨日コンタミ(カビ)が確認できたので、以下略。
1/2MS、糖20g/培地1L、pH5.70に2粒/2瓶。リンゴ200ml+ハイポ3g、糖30g/培地1L、pH5.65に6粒/6瓶。
簡単に書くと、余ってた培地に1粒ずつ蒔きました、ってこと。培地の真ん中にポツーンと置かれた種子。それはそれは言葉にし難い何とも不思議な光景でした。
これならコンタミした種子が他の種子に影響を与えることもないし、確実に汚染されてない種子だけを抽出可能。なぜやらないか?それは無駄にスペースを必要とするから。そして無駄に労力を必要とするから。だけど、絶対に成功させたい植物なら最初からこの方法でやっておけよってことかな。
ちなみに選抜にもれた種子は予備軍として湿らせたティッシュの上で過ごしてもらいます。なんならそこで発芽してもらう予定です。
今回は瓶に1粒ずつ蒔いたからスペースやら培地やら労力やらが無駄になったけど、気が向いたら短い試験管を購入しておこう。こういう細かい作業は試験管の方が効率が良いだろうし。
ちなみにコンタミしなかった種子が複数あったら、それらは発芽前に1瓶にまとめる予定。あくまでも個別にコンタミの有無を確認する為であって、VFTだけで8瓶も費やすほど瓶は余ってない。
しかしなぁ、海外の無菌培養のフォーラムとか見てると「ハエトリを種子から?楽勝だろ?HAHAHA〜」とか書いてあるわけで。くっそー、こっちはこんなに苦労してるっつうのー。もう1株だけで良いから成功して欲しい。マジで。お願いします。